休憩所・助太郎

平成28年10月、上根来集落入り口の民家を改装して、鯖街道お休み所「助太郎」がオープンしました。どなたでもお気軽にお越しください。

開館日:4月から11月の毎週土・日曜日

開館時間:10時~16時

※ご連絡をいただければ臨時開館します。

※トイレは24時間ご自由にお使いいただけます。水洗シャワートイレです。

助太郎は明治15年ごろの建造と思われます。

特に「網代組み」と言われる梁を互い違いに組んだ天井組みは見事で、重機も機械もない時代にこのような美しくも頑丈な建築をしていたことに驚くばかりです。

囲炉裏やムロ(貯蔵庫)も残っており、里山の暮らしを肌で感じることができます。

囲炉裏のある居間は板張りにリニューアルしてあり、広々としています。

休憩はもちろん、会議も含めたいろいろな活動にご活用いただけます。

冷蔵庫やキッチンもあります。

玄関横の下駄箱には「明治十五歳」の文字が。

様々な古民具も展示してあります。

室内には鯖街道や上根来集落の展示もあり、小浜から京の都へ海産物を運ぶ最短ルートでもあった鯖街道「針畑越え」と、その中継地点であった上根来集落の歴史を学ぶことができます。

また鯖街道や遠敷峠周辺の山々を歩く人たちのために、様々なマップ等も置いてありますので、ご自由にお持ちください。

これは平成29年5月の「鯖街道ウォーク」の時の休憩シーン。山歩きやバードウォッチング、学校の野外活動など、様々なイベントや個人活動でお使いいただけます。

使用料等は無料です。

このHPの「お問い合わせ」のページからお気軽にお問い合わせください。

助太郎のご利用につきまして

助太郎のご利用につきましては特にご連絡・ご予約は必要ありませんが、以下のような場合には事前にご連絡をいただければ対応いたします。

  • 登山・ウォーキング等の行事に伴う休憩のためなどのため、開館日(土・日)や会館時間(10時~16時)以外の日時に開館しておいてほしい。あるいは開館日・時間帯であっても、確実に開館していてほしい。
  • 休憩だけでなく、施設や上根来集落等の見学をしたい。
  • イベント等で助太郎を会場として利用したい。
  • その他、単なる休憩以外に使いたい。

このようなご利用をご希望の場合は、下記フォームよりご連絡ください・

コードを入力してください。:

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最近の活動ブログから

2023年

12月

18日

与左衛門、冬眠

与左衛門の「冬じまい」に上根来へ。

上根来は積雪数cmほどですが、それでも与左衛門の玄関口は早くも屋根雪が落ちて冬囲いの波板が少し埋もれていました。

この冬囲い、週末が雪になるという天気予報を聞いて、大家さんがしてくれたものです。ありがとうございました。

最後のゴミ片付けをして、ブレーカーを落とし、ホームルーターも回収して、そしてこれが一番大変なのですが水抜き。簡易水道のバルブを閉じて屋外配管のドレンパイプを全部開き、凍結防止。

これから与左衛門は春まで眠りに入ります。

2023年

10月

29日

上根来のこれから(2)

今日は9月2日のワークショップを受けての現地ワークショップです。

朝方はかなりの荒天だったのですが、徐々に天候が回復してきました。

まずは鯖街道プチウォーク。根来峠までの区間でスポット見学をしますが、天候も悪かったので早めに切り上げて上根来集落見学に移りました。

そして昼食後に助太郎でミーティング。

大学の先生はじめ、有識者の方々もご参加いただき、さらに百里会の皆さんの熱い思いも聞けて、私にはすっごく有意義でした。

これからも上根来に深くかかわっていきたいなと思いまた。

2023年

10月

22日

タヌキやや元気になる

今日は上根来の奉仕作業です。

紅葉シーズン間近でずいぶん涼しい中なのでずいぶん楽でした。

今年はクルミの成り年なのか、あちこちでクルミがたわわに実っていました。

与左衛門の横の原っぱでタヌキに遭遇。どうやら疥癬に罹っていたタヌキのようです。

ずいぶん元気になってきたようで、冬を越せるといいのがなあと思って見ていました。

2023年

10月

05日

上根来はもう寒い

10月になるとさすがに涼しくなってきますが、今日は朝の気温が20℃を下回り、とうとうTシャツだけでは過ごせなくなりました。

上根来に行ってみたら、ちょうど雨が降ってきて一段と寒くなっていました。山歩きをしている人が雨に濡れると寒いだろうなあ。

助太郎にも与左衛門にも暖房器具は置いてはあるのですが、それだから余計に火事が心配な季節になってきました。

ナツメが熟してきました。一番美味しい頃合いです。ついつい10個ほど食べてしまいました。^o^;

2023年

9月

24日

人慣れしたタヌキ

与左衛門の片付けに行ったら、横の原っぱにタヌキが現れました。

逃げられないようにそーっと写真撮影。

与左衛門の近くには親子3匹のタヌキがいるのですが、これは下半身の毛が抜けていて、疥癬に罹った子狸のようです。

…などといっている間にどんどん近付いてきて、もう手が届くところまで来て、ゴミの入った袋をクンクンしています。

すっごく人に慣れてしまったなあ、目がちゃんと開いていないけど次の冬は越せないかもなあ…などと複雑な気持ちになりました。

上根来の冬は厳しいので、動物たちも冬を越すのが大変です。

この原っぱには潰れた小屋の跡があって、与左衛門の活動を始めた頃、親子のネコが済んでいました。母猫のあとをちょこちょこ付いていく子猫が愛らしかったのですが、大雪が降った冬を越したら見られなくなっていました。今も小屋の跡があるのですが、あそこにきっと小さな骨があるのだろうなと思っています。