ゲストハウス・与左衛門

現在、与左衛門は冬季閉鎖中です。

再開予定は3月に入ってからで、積雪状況によって変わります。下旬になればもう大丈夫だとは思いますが、雪の降り方次第なので確約はできかねます。

春になりましたら、またよろしくお願いいたします。

助太郎のすぐ裏手に、別の民家を借用したゲストハウス「与左衛門」があります。

上根来プロジェクトの活動拠点であるとともに、希望者はお泊まりいただくこともできます。

居間は真ん中に囲炉裏のある8畳間です。ちゃぶ台と座布団でお過ごしください。

玄関口には昔なつかしい黒電話があり、きちんと使えるようにしてあります。通話料は常識の範囲内で無料ですが、遠距離電話・長電話のときは自己申告でいくらかいただいています。

WiFiも使えます。

トイレは水洗トイレですのでご安心ください。(ただしシャワートイレではありません)

お風呂もあります。

給湯器があるので、自ら沸かすのではなく、お湯を湯船に入れます。

温水シャワーもあります。

湯船はちょっと小さな昔ながらのプラスチック製ですが、ゆっくり温まることができますよ。

脱衣場もあります。

数人分の食器類や紙皿紙コップ割り箸類、蚊取り線香や殺虫剤、ゴミ袋類、その他生活に必要なものはひととおりそろえてあり、これらはご自由にお使いいただけます。

懐中電灯やヘッドランプ、BBQコンロ、小型テント、投光器、ハンモック、こたつなどもお使いいただけます。

玄関前でバーベキュー。

ここを拠点にしてトレッキングにいったり薪割りや昆虫採集をしたり、家族で「夏休みの探検」をしてみてはどうでしょう。車で15分ほど走れば「お水送り」の鵜の瀬やとびきりの歴史を持つ寺社、箸研ぎ体験施設などもあります。

ドラム缶風呂もあります。

これは試作時のものなので周りに何もありませんが、ビールケースとコンパネで脱衣ができる床を作り、レジャーテントの骨組みと畑用の黒シートでカーテン付きの入浴室を作ることも可能になっています。(かなり面倒ですが^^;)

  • ご利用料金につきまして
    • 与左衛門は宿泊施設ではありませんが、宿泊体験をすることはできます。その場合、宿泊料金はちょうだいいたしませんが、施設維持協力金として、1人あたり1,000円(小学生以下は半額、幼児は無料)をちょうだいしております。
  • 食事等につきまして
    • 食事等は持ち込みいただくことを原則としています。調理器具としては卓上IH調理器・電子レンジ・電熱コンロ・炊飯器があり、鍋・フライパン等や包丁・まな板等もひととおりあります。また食器類も陶器のものも、使い捨て紙製品があり、調味料もひととおりありますから、食材だけお持ちいただければ自炊いただくことができます。(使用後は洗ってお片付けください)
    • 冷蔵庫はいわゆる一人暮らしサイズの冷凍室付きのものがあります。ご自由にお使いください。
  • 寝具につきまして
    • 寝具としてはシュラフが2~3組あります。また断熱シートやエアマットもあります。これらは無料でお使いいただけます。(使用後は片付けておいてください)
  • 入浴等につきまして
    • シャワー付きのお風呂があり、無料でご自由にお使いいただけます。バスタブは1人用の小さめのものです。電気給湯器からの給湯となりますので、お湯を張っていただければすぐに入浴できますし、シャワーもすぐお湯が使えます。
    • ボディソープ・シャンプーはありますが、それ以外のコンディショナー等はありません。またタオル類もありませんので、ご利用者様のほうでご用意ください。
    • 野外でワイルドにドラム缶風呂をお楽しみいただくこともできます。ただしこちらは火を使う関係でスタッフがご用意いたします。料金等はご利用形態によって異なりますので、個別にご相談ください。
  • 洗濯につきまして
    • 洗濯機があります。洗剤も含めて無料でご自由にお使いいただけます。
    • 乾燥機はありませんので、そのつもりでご利用ください。(冷風機の温風排気を簡易除湿機として利用することも可能です)
  • 冷暖房器具につきまして
    • エアコンはありません。
    • 冷房器具は基本的にありません。扇風機をお使いください。盛夏の間は簡易冷風機をご用意いいたします。
    • 暖房器具としては電気コタツと電気アンカ、小型の電気ストーブがあります。10月中旬ごろから翌年5月ごろまでは夜はけっこう冷え込みますから十分暖かい格好でお越しください。
  • 通信環境につきまして
    • 携帯電話はau系とソフトバンク系は使えますが、ドコモ系は圏外となります。
    • ホームルータを設置してあるので、WiFiが使えます。
  • 薪・炭、バーベキューコンロ等につきまして
    • 薪や炭が土間に置いてあります(炭は土間の物置の中です)。いずれも上根来の方から有料で購入しているものです。薪はコンテナボックス1箱あたり、炭は1袋あたりいずれも2,000円ですので、それを目安にご利用いただいた分を黒電話横の貯金箱に入れておいてください。
    • バーベキューコンロが土間に置いてありますのでご自由にお使いください。また物置に火起こし用のガスバーナーや工業用ドライヤー、手袋やトング等が置いてあります。また網も置いてありますが、できるだけ使用済みのものを洗って再利用いただけるとありがたいです。
    • バーベキューは玄関前でもできますし、横の原っぱでもできますが、くれぐれも火の用心をお願いいたします。炭の火消し壺もありますのでご利用ください。
    • 投光器や延長電源ケーブルもありますので、ご自由にお使いください。

与左衛門のご利用について

与左衛門のご利用を希望される方は、下記フォームによりご連絡ください。

 

携帯電話(090-8703-6382:鳥居)に直接ご連絡いただいてもけっこうです。

またメール(apec.semi@gmail.com)に直接メールいただいてもけっこうです。

コードを入力してください。:

メモ: * は入力必須項目です

最近の活動ブログから

2023年

12月

18日

与左衛門、冬眠

与左衛門の「冬じまい」に上根来へ。

上根来は積雪数cmほどですが、それでも与左衛門の玄関口は早くも屋根雪が落ちて冬囲いの波板が少し埋もれていました。

この冬囲い、週末が雪になるという天気予報を聞いて、大家さんがしてくれたものです。ありがとうございました。

最後のゴミ片付けをして、ブレーカーを落とし、ホームルーターも回収して、そしてこれが一番大変なのですが水抜き。簡易水道のバルブを閉じて屋外配管のドレンパイプを全部開き、凍結防止。

これから与左衛門は春まで眠りに入ります。

2023年

10月

29日

上根来のこれから(2)

今日は9月2日のワークショップを受けての現地ワークショップです。

朝方はかなりの荒天だったのですが、徐々に天候が回復してきました。

まずは鯖街道プチウォーク。根来峠までの区間でスポット見学をしますが、天候も悪かったので早めに切り上げて上根来集落見学に移りました。

そして昼食後に助太郎でミーティング。

大学の先生はじめ、有識者の方々もご参加いただき、さらに百里会の皆さんの熱い思いも聞けて、私にはすっごく有意義でした。

これからも上根来に深くかかわっていきたいなと思いまた。

2023年

10月

22日

タヌキやや元気になる

今日は上根来の奉仕作業です。

紅葉シーズン間近でずいぶん涼しい中なのでずいぶん楽でした。

今年はクルミの成り年なのか、あちこちでクルミがたわわに実っていました。

与左衛門の横の原っぱでタヌキに遭遇。どうやら疥癬に罹っていたタヌキのようです。

ずいぶん元気になってきたようで、冬を越せるといいのがなあと思って見ていました。

2023年

10月

05日

上根来はもう寒い

10月になるとさすがに涼しくなってきますが、今日は朝の気温が20℃を下回り、とうとうTシャツだけでは過ごせなくなりました。

上根来に行ってみたら、ちょうど雨が降ってきて一段と寒くなっていました。山歩きをしている人が雨に濡れると寒いだろうなあ。

助太郎にも与左衛門にも暖房器具は置いてはあるのですが、それだから余計に火事が心配な季節になってきました。

ナツメが熟してきました。一番美味しい頃合いです。ついつい10個ほど食べてしまいました。^o^;

2023年

9月

24日

人慣れしたタヌキ

与左衛門の片付けに行ったら、横の原っぱにタヌキが現れました。

逃げられないようにそーっと写真撮影。

与左衛門の近くには親子3匹のタヌキがいるのですが、これは下半身の毛が抜けていて、疥癬に罹った子狸のようです。

…などといっている間にどんどん近付いてきて、もう手が届くところまで来て、ゴミの入った袋をクンクンしています。

すっごく人に慣れてしまったなあ、目がちゃんと開いていないけど次の冬は越せないかもなあ…などと複雑な気持ちになりました。

上根来の冬は厳しいので、動物たちも冬を越すのが大変です。

この原っぱには潰れた小屋の跡があって、与左衛門の活動を始めた頃、親子のネコが済んでいました。母猫のあとをちょこちょこ付いていく子猫が愛らしかったのですが、大雪が降った冬を越したら見られなくなっていました。今も小屋の跡があるのですが、あそこにきっと小さな骨があるのだろうなと思っています。