祖父ヶ谷のトチノキ

下根来の祖父ヶ谷に「市指定天然記念物のトチノキ」なるものがあるらしいのですが、正確な場所などが不明で写真も古いということで、市役所の人と一緒に探しに行ってきました。

目指すトチノキは林道のすぐ近くにありました。1本の木ではなく、4本の群生で、過ぎ植林の中に大木が4本もあるのは珍しいということが指定時の趣旨だったようです。

これは1本目で、幹回りは3m以上ありました。

その横にはすぐ近くに、やや細いものの、それでも幹回り2mほどのものがあります。

ところでどのトチノキも実を付けていないようでした。上根来林道ではあれほどたわわに実っていたのに、ちょっと別のところに行くと様変わりしているのでしょうか。

それともここのトチノキはもう老木なのでしょうか。

さらにその横にも幹回り3m超の立派なものがあって、この根元には山の神のほこらがあります。

四半世紀以上前の指定時にもほこらがあると記載されているのですが、よく手入れされているようで、きれいなほこらでした。

実際、上根来の地元の方々はこのトチノキをご存じでした。きっとここでトチの実を拾ってトチ餅を作っておられたのでしょうね。

さらに4本目もあるのですが、残念なことにこれは折れて倒れていました。根元を見ると、完全にウロになっていて、ああ老木だったのだなあということがよくわかります。してみると残り3本もやはり老木で、いつまで立っていてくれるのかはわからないように思います。

これら4本のトチノキが市指定天然記念物になっているとのことなので、4本が3本に減ってるからどうなんでしょうね。

まあとにかく現存しているということで市職員ともどもほっとして山を下りました。