雪室珈琲奥深し

今日は、市役所近くの喫茶店、カフェメルカードミサキへで雪室コーヒー試飲会です。

市内のコーヒー愛飲者と、雪室協議会、さらにはマスコミも加わって…という予定だったのですが、なんと連絡不十分で雪室協議会もマスコミもなく、集まったのは5人だけ。ToT

それでも気を取り直して、来てくださった5人の方とコーヒー試飲をしてみました。

 

  • 雪室に入れない豆
    いつものメルカードブレンド。しっかりした味。

  • 雪室2週間
    口に入れたときにガツンとくる刺激がなくなり、あっさりした味に。

  • 雪室1ヶ月
    同じような感じだが、さらにまろやかに?印象が薄い。

  • 雪室1ヶ月半分
    実際には1ヶ月+3週間。なにやら味が濃くなった。この変化は驚き。

  • 雪室2ヶ月
    さらに味が濃くなって、「1日に1杯でいい」くらいの感じに。

2ヶ月ものの豆は、サイフォンに入れると泡がぶくぶくと出てきました。

どうも1ヶ月目(正確には31日)と1ヶ月半(正確には55日)の間で何か変化が起こっている感じです。

「刺激成分が減って口当たりがマイルドになる」ことは、新潟の雪室コーヒーなどでもわかっていることで知っていたのですが、1ヶ月半でなんとも濃いしっかりした味が出てきたのには驚きました。いかにも「熟成」という言葉が合う味で、なんともおいしいです。

さらに2ヶ月目まで進むと、もうこれは人によっては厳しいかもしれないと思うくらいの味の深みで、「思いっきりコーヒー飲みたい」時だけ、おやつも何もなしに居住まいを正して飲むようなコーヒーだなあという話になりました。

ということで、雪室熟成というのは一筋縄ではいかない複雑なものだなあということを再確認した1日でありました。

最近の活動ブログから

2023年

12月

18日

与左衛門、冬眠

与左衛門の「冬じまい」に上根来へ。

上根来は積雪数cmほどですが、それでも与左衛門の玄関口は早くも屋根雪が落ちて冬囲いの波板が少し埋もれていました。

この冬囲い、週末が雪になるという天気予報を聞いて、大家さんがしてくれたものです。ありがとうございました。

最後のゴミ片付けをして、ブレーカーを落とし、ホームルーターも回収して、そしてこれが一番大変なのですが水抜き。簡易水道のバルブを閉じて屋外配管のドレンパイプを全部開き、凍結防止。

これから与左衛門は春まで眠りに入ります。

2023年

10月

29日

上根来のこれから(2)

今日は9月2日のワークショップを受けての現地ワークショップです。

朝方はかなりの荒天だったのですが、徐々に天候が回復してきました。

まずは鯖街道プチウォーク。根来峠までの区間でスポット見学をしますが、天候も悪かったので早めに切り上げて上根来集落見学に移りました。

そして昼食後に助太郎でミーティング。

大学の先生はじめ、有識者の方々もご参加いただき、さらに百里会の皆さんの熱い思いも聞けて、私にはすっごく有意義でした。

これからも上根来に深くかかわっていきたいなと思いまた。

2023年

10月

22日

タヌキやや元気になる

今日は上根来の奉仕作業です。

紅葉シーズン間近でずいぶん涼しい中なのでずいぶん楽でした。

今年はクルミの成り年なのか、あちこちでクルミがたわわに実っていました。

与左衛門の横の原っぱでタヌキに遭遇。どうやら疥癬に罹っていたタヌキのようです。

ずいぶん元気になってきたようで、冬を越せるといいのがなあと思って見ていました。

2023年

10月

05日

上根来はもう寒い

10月になるとさすがに涼しくなってきますが、今日は朝の気温が20℃を下回り、とうとうTシャツだけでは過ごせなくなりました。

上根来に行ってみたら、ちょうど雨が降ってきて一段と寒くなっていました。山歩きをしている人が雨に濡れると寒いだろうなあ。

助太郎にも与左衛門にも暖房器具は置いてはあるのですが、それだから余計に火事が心配な季節になってきました。

ナツメが熟してきました。一番美味しい頃合いです。ついつい10個ほど食べてしまいました。^o^;

2023年

9月

24日

人慣れしたタヌキ

与左衛門の片付けに行ったら、横の原っぱにタヌキが現れました。

逃げられないようにそーっと写真撮影。

与左衛門の近くには親子3匹のタヌキがいるのですが、これは下半身の毛が抜けていて、疥癬に罹った子狸のようです。

…などといっている間にどんどん近付いてきて、もう手が届くところまで来て、ゴミの入った袋をクンクンしています。

すっごく人に慣れてしまったなあ、目がちゃんと開いていないけど次の冬は越せないかもなあ…などと複雑な気持ちになりました。

上根来の冬は厳しいので、動物たちも冬を越すのが大変です。

この原っぱには潰れた小屋の跡があって、与左衛門の活動を始めた頃、親子のネコが済んでいました。母猫のあとをちょこちょこ付いていく子猫が愛らしかったのですが、大雪が降った冬を越したら見られなくなっていました。今も小屋の跡があるのですが、あそこにきっと小さな骨があるのだろうなと思っています。