雪室珈琲奥深し

今日は、市役所近くの喫茶店、カフェメルカードミサキへで雪室コーヒー試飲会です。

市内のコーヒー愛飲者と、雪室協議会、さらにはマスコミも加わって…という予定だったのですが、なんと連絡不十分で雪室協議会もマスコミもなく、集まったのは5人だけ。ToT

それでも気を取り直して、来てくださった5人の方とコーヒー試飲をしてみました。

 

  • 雪室に入れない豆
    いつものメルカードブレンド。しっかりした味。

  • 雪室2週間
    口に入れたときにガツンとくる刺激がなくなり、あっさりした味に。

  • 雪室1ヶ月
    同じような感じだが、さらにまろやかに?印象が薄い。

  • 雪室1ヶ月半分
    実際には1ヶ月+3週間。なにやら味が濃くなった。この変化は驚き。

  • 雪室2ヶ月
    さらに味が濃くなって、「1日に1杯でいい」くらいの感じに。

2ヶ月ものの豆は、サイフォンに入れると泡がぶくぶくと出てきました。

どうも1ヶ月目(正確には31日)と1ヶ月半(正確には55日)の間で何か変化が起こっている感じです。

「刺激成分が減って口当たりがマイルドになる」ことは、新潟の雪室コーヒーなどでもわかっていることで知っていたのですが、1ヶ月半でなんとも濃いしっかりした味が出てきたのには驚きました。いかにも「熟成」という言葉が合う味で、なんともおいしいです。

さらに2ヶ月目まで進むと、もうこれは人によっては厳しいかもしれないと思うくらいの味の深みで、「思いっきりコーヒー飲みたい」時だけ、おやつも何もなしに居住まいを正して飲むようなコーヒーだなあという話になりました。

ということで、雪室熟成というのは一筋縄ではいかない複雑なものだなあということを再確認した1日でありました。