雨の中をやってきた

土・日と上根来にやってきた山歩きツアーが今日も来ると聞いていたので、「いや、いくらなんでも台風が来るってときにやらないでしょ」とは思うものの、一応助太郎を開けに行った。

外は「ざんざん降り」である。いやいや、こんな雨だと山歩きもえらいことでしょう、きっと誰も来ないよねと思いつついると…

大型バスご到着。運転手さんに聞いたら予定通り歩いてますという。まじか。

10人ほどのメンバーがご到着。全員合羽を着込んで歩いてきたのだ。まじか。

まあ上がって休んでくださいと行ったが皆さん濡れているのを気にして腰もかけない。外のベンチに腰掛けるときもひと声かけてくださる。まったくこちらが恐縮してしまう。心ばかりの飴ちゃんのふるまいだけさせていただいた。

皆さんが鵜の瀬めざして歩き出し、やがてバスも走り去り、雨の音が響くばかりの(それも時々刻々と強くなっていく)助太郎にしばしボーゼンとしていたが、仕事をする気にもなれず下山した。

どうもバスで登ってきて山歩きして適当なところからバスで帰るというプチ山歩きが流行っているというか、ツアーコンテンツとして増えてきているようだ。

今は上根来への滞在時間が限られていて、あわただしく皆さん出発していかれるけれど、今後はたとえば日程をあらかじめ決めて、こちらが確実に上根来エリアの案内ができる人間を用意できれば、一定時間の滞在を組み込んでもらうことも期待できそうに思う。

そのためにはやっぱり助太郎ができるだけ多くの開館日を持ち、そして無人ではない状態を保つことが大事だ。上根来ネット環境も手に入れたことだし、週末に限らず、ちょっとがんばって店番していこうかな。

最近の活動ブログから

2018年

12月

19日

さらば上根来小学校

久々に上根来へ行ってきました。

 

冬晴れの上根来、助太郎をはじめ、どの家も雪囲いをして冬支度が完了しています。

 

与左衛門もちゃんと雪囲いが終わっています。

先週の寒波のときでしょうか、雪囲いの下にはもう雪が少し積もっていました。

電気のブレーカーを切り、水道管が破裂しないように外にある水抜きバルブを開け、給水栓も閉めて冬支度を終えました。これから春まで与左衛門は眠りにつきます。

ふと見ると、ナツメの木の一番上に、今年採らなかったナツメの実が枝に付いたまましなびていました。

あんな美味い実をなぜ鳥も猿も食べないのか不思議ですが、とにかくもったいないなあ。

来年はあそこまで採ってやろうと誓いました。^o^

帰り道、ふと見ると上根来小学校がなくなっていました。

今年上半期のうちにも取り壊すと聞いていて、なかなか壊さないなあと思っていたのですが、さすがに年内には実行したようです。

思えば上根来での活動の当初は、ここを拠点にしようと考えて、何とか再活用できないかとあれこれ考えたり、参考のためにと高知まで行ったりしていたものでした。

雨漏りもひどくなって、もういつ倒壊してもおかしくない荒れ果てた状態になっていたけれど、こうしてなくなってしまうとやはりさみしく、しばらくぼんやりと跡地を眺めていました。

そんな頭の片隅には、「このスペース、いろんな活用ができるんじゃないか」という思いもあったのですけどね。

2018年

11月

01日

第7回しがら組み

今日は若狭東高校の実習として「しがら組み」の製作です。

今年で7年目。7回のうち1回は熊川宿で作っているので、上根来では6件目のしがら組み製作になります。

 

上根来集落の入り口風景。落ち葉が道を埋め、一番きれいな季節になっています。

10時過ぎに作業開始。

竹にナタを入れて割っていきます。

「木元竹末」といって、木は根元から、竹は先端から割っていくといいという、昔の人の知恵です。

 

ある程度割れたらバールや木の棒をはさんで、一気に割っていきます。

ある程度割れたら、両側から引っ張っても割れます。

この時に、両側への引っ張り具合に差が出ると、よく曲がっているほうに割れ目が偏っていきます。

こういう時は、割れ目が偏ったほうを下にして上に引っ張り上げるように割るとうまくいきます。

竹割りが終わったら杭打ちです。

役1.5mの長さの杭を、30~50cm程度打ち込みます。杭と杭の間隔は1.5m程度を目安にします。

今回は道路施工時のものと思われるコンクリートのバカ打ち箇所があったりして苦労しました。

杭が打てたら竹を編み込んでいきます。根元の太い側を互い違いに、また編み込み方も互い違いになるよういにします。

高校生達はすぐに慣れて、手早く作業を進めていきます。

完成。

今回は延長30mのしがら組みができました。

いつも思うことですが、完成直後のしがら組みは美しいですねえ。

皆さん、ご苦労様でした。

昼食後、畜産団地跡でアブラギリの実を拾いまし。

9月17日に張っておいた網に集まった実を拾います。

盛土法面に網を張って、小段のところにポケットを作っておいたのですが、たくさん集まっていました。

途中で雨が降り出したので作業は中止しましたが、70~80kgほど集まったようです。

作業終了後、山を下りるときに雨上がりの木漏れ日が水蒸気の中で幻想的なモノクロ風景を作っていました。

次の活動は雪が降ってから、雪室作りです。

2018年

10月

23日

竹取の翁

今年も若狭東高校と一緒に「しがら組み」をやります。

今日はそのための竹を搬入しました。この竹は、20日に若狭東高校近くの竹林で伐採したものです。

かつて日本人の生活を支え、重要な一次産業産品だった竹は、いまや使い道もない厄介者。雪が降ればしなだれて道路通行の邪魔になります。

今回伐採した竹は、まさにそういう竹林のもの。しがら組みだけでなく、竹をもっともっと活用するようになったらいいですね。

2018年

10月

15日

実りの秋

ナツメが熟してきました。

ちょうど来訪された市内のご夫婦がに教えたら、懐かしい味だといっぱいもいで帰って行かれました。最近、ナツメの木なんてあまりないですからねえ。

ふと見ると、ドングリの殻の混じった黒いフンが落ちていました。げっ、これってクマ?それともサル?

 

上根来の人が「こねり」と呼んでいる小ぶりの柿もたわわに実っています。

上根来も実りの秋の真っ最中だなあ。

2018年

10月

01日

青ナツメ美味し

台風が次々にやってきます。

そんな中、久々に上根来へ。昨夜の台風24号だけでなく、強風だった21号の影響が気がかりだったのですが、ずっと行けていなかったのです。

下根来の遠敷川は濁流が渦巻いて流れています。

上根来手前。杉の枝葉がいっぱい落ちています。

実はアブラギリの実もいっぱい落ちていて、あたりがアブラギリ臭くなっていました。

その実を踏みながら車を走らせるので、車もアブラギリ臭くなるんですよねー。^^;

台風一過の秋晴れの上根来。

助太郎・与左衛門とも何事もなくたたずんでいました。

ついでに与左衛門の掃除機がけをしてきました。

ナツメの実がたわわに実りました。

まだ赤くなっていない実を取って食べると、青リンゴの味がして実にうまいのです。

この味を賞味できるのは今月中だけ。時々来ることにしようっと。