空き家の活用


これまで、休憩所「助太郎」とゲストハウスの2件を活用してきています。

夜間は集落に誰もいない状態になり、不用心ですし火事でも出したら大変なことになります。そういう状況の中で私たちの活動にご理解ご協力をいただいている上根来の皆さんには心から感謝するとともに、そのお気持ちを裏切るようなことだけはしてはいけないと心に誓っています。

上根来は実質人口ゼロとはいえ、現存家屋には当然持ち主がおられますし、作業などに使っておられる家もかなりありますので「空き家」と言うのはははばかられるのですが、持ち主のご同意さえ得られれば、今後も活用を広げていくことを模索したいと思っています。

最寄りの集落まで5km以上あり、一部キャリア以外は携帯電話も飛ばず、冬には雪に閉ざされるこの地ですから、誰かに住んでもらうのは大変なことだと思います。ただ車で20分も走れば通えるような「近い奥山」でもありますので、通いででもここに生活の根を下ろして活用していってくれる人が現れてくれればと願っています。