ゲストハウス・与左衛門

助太郎のすぐ裏手に、別の民家を借用したゲストハウス「与左衛門」があります。

上根来プロジェクトの活動拠点であるとともに、希望者はお泊まりいただくこともできます。

居間は真ん中に囲炉裏のある8畳間です。ちゃぶ台と座布団でお過ごしください。

玄関口には昔なつかしい黒電話があり、きちんと使えるようにしてあります。通話料は常識の範囲内で無料ですが、遠距離電話・長電話のときは自己申告でいくらかいただいています。

トイレは水洗トイレですのでご安心ください。(ただしシャワートイレではありません)

  • ご利用料金につきまして
    • 与左衛門は宿泊施設ではありませんが、宿泊体験をすることはできます。その場合、宿泊料金はちょうだいいたしませんが、施設維持協力金として、1人あたり1,000円(小学生以下は半額、幼児は無料)をちょうだいしております。
  • 食事等につきまして
    • 基本的には食事等は持ち込みいただくことを原則としています。調理器具としては卓上IH調理器・電子レンジ・電熱コンロ・炊飯器があり、鍋・フライパン等や包丁・まな板等もひととおりあります。また食器類も陶器のものも、使い捨て紙製品があり、調味料もひととおりありますから、食材だけお持ちいただければ自炊いただくことができます。
    • 食材持ち込みで自炊していただくぶんには、調理器具や調味料・食器等の使用量は無料です。ただし調理器具や食器等は使用後きちんと洗っておいてください。
    • 食材調達をご依頼いただくこともできます。調達実費のほか、運搬実として1,,000円を申し受けます。また、元払い宅急便等であらかじめ食材等をお送りいただき、それを与左衛門まで運んでおくサービスもあります。こちらも運搬費1,000円のみで申し受けます。
    • コンビ委に弁当やホカ弁等、出来合いの弁当等を購入してお届けすることもできます。お好みの内容をお伝えいただければ、できるだけそれに沿ったものを購入してお届けします。購入実費に加え、運搬費1,000円を申し受けます。
    • 与左衛門にスタッフが出向いて調理して食事をお出しすることも可能ですが、スタッフの手が空いていることが条件になります。食材費やスタッフ交通費等を含めて、お一人あたり2,000円(グループあたり最低料金5,000)を申し受けます。
    • 冷蔵庫はいわゆる一人暮らしサイズの冷凍室付きのものがあります。ご自由にお使いください。
  • 寝具につきまして
    • 寝具としてはシュラフが1組(簡易シュラフを含めると2組)があります。また断熱シートやハンモックもあります。これらは無料でお使いいただけます。(使用後は片付けておいてください)
    • 布団を希望されるからは、レンタル布団を1組あたり1,500円プラス運搬費1グループあたり1,000円でご用意いたします。なお、布団の運搬費と食事等において運搬費が重なる場合はまとめて1,000とさせていただきます。
  • 入浴等につきまして
    • シャワー付きのお風呂があり、無料でご自由にお使いいただけます。バスタブは1人用の小さめのものです。電気給湯器からの給湯となりますので、お湯を張っていただければすぐに入浴できますし、シャワーもすぐお湯が使えます。
    • ボディソープ・シャンプーはありますが、それ以外のコンディショナー等はありません。またタオル類もありませんので、ご利用者様のほうでご用意ください。
    • 野外でワイルドにドラム缶風呂をお楽しみいただくこともできます。ただしこちらは火を使う関係でスタッフがご用意いたします。料金等はご利用形態によって異なりますので、個別にご相談ください。
  • 洗濯につきまして
    • 洗濯機があります。洗剤も含めて無料でご自由にお使いいただけます。
    • 乾燥機はありませんので、そのつもりでご利用ください。
  • 冷暖房器具につきまして
    • エアコンはありません。
    • 冷房器具は基本的にありません。扇風機、うちわをお使いください。盛夏の間は簡易冷風機をご用意いいたします。
    • 暖房器具としては電気コタツと電気アンカがありますが、ストーブ・ファンヒーター等はありません。10月中旬ごろから翌年5月ごろまでは夜はけっこう冷え込みますから十分暖かい格好でお越しください。なお、就寝までの時間は囲炉裏の炭火で暖を取っていただくこともできます。

数人分の食器類や紙皿紙コップ割り箸類、蚊取り線香や殺虫剤、ゴミ袋類、その他生活に必要なものはひととおりそろえてあり、これらはご自由にお使いいただけます。

懐中電灯やヘッドランプ、BBQコンロ、小型テント、投光器、ハンモック、こたつなどもお使いいただけます。

玄関前でバーベキュー。

ここを拠点にしてトレッキングにいったり薪割りや昆虫採集をしたり、家族で「夏休みの探検」をしてみてはどうでしょう。車で15分ほど走れば「お水送り」の鵜の瀬やとびきりの歴史を持つ寺社、箸研ぎ体験施設などもあります。

与左衛門のご利用について

与左衛門のご利用を希望される方は、下記フォームによりご連絡ください。

 

携帯電話(090-8703-6382:鳥居)に直接ご連絡いただいてもけっこうです。

コードを入力してください。:

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最近の活動ブログから

2018年

2月

23日

雪室貯蔵開始

雪室はまだ完成していませんが、すでに貯蔵は可能な状態なので、今日は今年初めて貯蔵食材を預かりました。

上根来は暖かさすら感じるいい天気。雪もずいぶん融けて、畜産団地跡の屋根にももうほとんど残っていません。

2回の作業でかなり雪を積んだのですが、前科の写真と比べるとずいぶん融けたようです。

あと1回、週末に雪を積んで完成予定ですが、もう貯蔵庫の中は十分ひんやりしています。

今年初貯蔵は、これまで4年連続ご利用いただいているとば屋酢店さん。

40ケース、600本をお預かりしました。

好評で、「今年はまだ?」という問い合わせもあるそうです。

そういう話を聞くと、がんばって雪室を作ったかいがありますね。

2018年

2月

03日

雪室第1回作業

この冬最初の雪室築造作業です。

まずは現場に行くための道をペイローダーで除雪していきます。

そしてペイローダーで集めた雪をバックホウで積んでいきます。

いつものことですが、百里会の人たちの「現場スキル」の高さに驚くばかりです。

みるみるうちに雪山が高くなっていき、すでに貯蔵庫は雪の下、雪室機能は確保されています。

今回お寒波は特に気温が低かったせいか、牛舎の屋根から雪がぜんぜん落ちておらず、雪が足りなくなってきました。

そこで屋根の上に上って人力で雪を落としましたが、とてもじゃないですが手が回りません。

今日は築造半ばで終了し、また日を改めて続きの作業をすることにしました。

それでも雪室としての貯蔵は可能なところまで作業できました。

2017年

12月

30日

誰もいない年末

物を取りに年末の上根来に行ってきました。

小浜市街には雪はないのですが、さすがに上根来はもう白い世界です。

助太郎も入り口に雪囲いがされ、いよいよ冬眠です。

与左衛門はと見ると、もう雪囲いの半分くらいが雪に埋まっていました。

住む人のいなくなった上根来の年末は本当に静かです。

2017年

12月

11日

冬ごもり

冬が近くなると「雪囲い」をします。屋根雪が落ちてきて厚く積もるため、軒下に囲いをしておかないと、家の戸やサッシが曲がったり壊れたりしてしまうのです。

与左衛門も太い柱と波板、当て板を組み合わせて雪囲いをします。

そして水道の元栓を閉めて、配管内の水を全部抜き、最後に電気のブレーカーを落とします。

これから春まで与左衛門は冬眠に入ります。

入ろうと思えば入れますが、かんじきをはいて歩いてきて、雪囲いの裏に体をねじ込んで、ようやく玄関から入れます。

冬に雪室作りを始めてからは、冬の間に2度や3度は中に入っているのですが、締め切った真冬の家の中は本当に寒いです。

2017年

10月

26日

6年目のしがら組

今日は、若狭東高校の3年生と一緒に「しがら組」を作ります。

しがら組みとは、木と竹で作った簡易土留め柵のことで、コンクリート製のものに比べたら土留め効果はありませんが、山で調達できる自然材料だけで人力で作れる、「手作り治山」です。

今回は、木杭は森林組合の間伐作業で出た不要材、竹は口名田地区の方からご厚意で提供いただきました。

まず現場に木杭を等間隔に打ち込みます。

長さ1.5mほどの木杭をカケヤを使って30cmほど打ち込みますが、なかなか大変な作業です。

次に竹を縦に裂きます。「木元竹末」といって、竹を縦割りにするときは根元ではなく先端のほうから割ります。

最初、ナタをカケヤで打ち込んで割っていきます。

ある程度割れたら、両側から手で引っ張って裂いていきます。両側に均等に反るようにしないと、偏って割れてしまいます。子どもたちは最初は失敗もしていましたが、途中から上手に裂けるようになりました。

太いものは四等分、細いものは二等分にします。

 

このようにして裂いた竹を、木杭の間に互い違いに挟み込んで柵を作ります。

釘などはいっさい使わず、竹のしなりだけで固定します。

こうすると、土砂や雪が柵の裏に堆積すると竹がしなって前にはらみ出しますが、雪が融けたり土砂を取り除いたりするとまた竹が弾力で元に戻ります。

しがら組、完成です。

この活動は今年で6年目。5年は上根来で、1年は同じ鯖街道の若狭町熊川でしがら組を設置しました。

もともとしがら組は山林伐採で裸地化したところに設置していたもので、裸地化することで土砂が流出するのを防ぎ、柵のところに堆積した土の中から木が生えて、大きくなって根を張り、土砂流出を抑えてくれるようになったころにしがら組は腐って土に帰るという、循環型治山施設です。

上根来周辺では近年、シカによる食害がひどくなっています。植林地の放置に加え、シカ食害による森林荒廃が進み、ちょっと雨が降っただけで土砂が流出するようになってきています。このような広範囲の森林荒廃には、従来のコンクリートと建設機械を使った治山だけでは対処しきれなくなっているのではないかと思っています。

それに対するひとつの提案として、自然素材・人力施工による、人間スケールの治山、「市民治山」を進められないかと考えています。その具体策のひとつがしがら組みで、写真をみていただければわかるように、里山景観にもなじんでいます。

これからも取り組んでいきたい活動です。