雪室作り2日目

雪室2日目、今日は食材の貯蔵をします。

上根来に朝9時集合。

バックホウで雪山の入り口部分を掘削します。これって人力だったら大変だよなあと思いつつ、食材をカゴに入れて、3段の棚に貯蔵していきます。

下段は米(玄米、白米。写真撮るの忘れた)で1カゴ、酒(日本酒、ふぐのヒレ酒、焼酎)・みそ・こんにゃくで1カゴ。賞味期限に余裕があるものを入れることにしました。みそやこんにゃくは容器に穴をあけておきます。冷蔵庫なら乾燥対策に密閉するのですが、雪室は湿度が高いので穴をあけることにしました。

中段の1カゴ目は果物(りんご、はっさく)とコーヒー豆(これは密閉しておいた)、小麦、大豆を入れます。

大豆が美味しくなるといいなあ。

中段2カゴ目です。

ワイン(赤・白)、魚の干物(アジ、イワシ、カレイ、フグ)。

干物はどうなるか楽しみです。

上段1カゴ目。

大根、サツマイモ、ニンジンです。

特に大根はよく雪に埋めておくと甘くなるといいますから、期待大です。

上段2カゴ目。

白菜、レタス、キャベツ、玉ねぎ。

白菜が甘くなるといいなあ。

上段3カゴ目。

肉(牛肉・豚肉・イノシシ肉)、鯖のなれずし、豆腐(きぬごし、もめん)、そば、しいたけ。

写真ではパックのままですが、全部タッパーに入れ替えて空気穴をあけました。

カゴを貯蔵庫の棚に入れ、取り出しやすいよにヒモをつけました。縁日のくじ引きみたいですけどね^^;

 

コンパネでフタをして目印を立て、ビスで簡単に固定します。

そして目印をたてて再び埋め戻します。

 

昨日に続いてバックホウが大活躍です。

これも人力だと大変だし、雪を締め固めるのも大変ですから、本当にありがたいものです。

 

断熱シート、ブルーシートをかけ、ロープで固定して完成です。

どや顔で記念撮影。

人が下にいると雪山が小さく見えるとのことで、再度雪山の上に登って記念撮影。

この雪山、いつまで残ってくれるでしょうか。とりあえず野菜などは1~1.5か月でいい具合になるらしいので、来月中旬くらいに開けてみようと思っています。(人力は辛いなあ…)

最近の活動ブログから

2023年

12月

18日

与左衛門、冬眠

与左衛門の「冬じまい」に上根来へ。

上根来は積雪数cmほどですが、それでも与左衛門の玄関口は早くも屋根雪が落ちて冬囲いの波板が少し埋もれていました。

この冬囲い、週末が雪になるという天気予報を聞いて、大家さんがしてくれたものです。ありがとうございました。

最後のゴミ片付けをして、ブレーカーを落とし、ホームルーターも回収して、そしてこれが一番大変なのですが水抜き。簡易水道のバルブを閉じて屋外配管のドレンパイプを全部開き、凍結防止。

これから与左衛門は春まで眠りに入ります。

2023年

10月

29日

上根来のこれから(2)

今日は9月2日のワークショップを受けての現地ワークショップです。

朝方はかなりの荒天だったのですが、徐々に天候が回復してきました。

まずは鯖街道プチウォーク。根来峠までの区間でスポット見学をしますが、天候も悪かったので早めに切り上げて上根来集落見学に移りました。

そして昼食後に助太郎でミーティング。

大学の先生はじめ、有識者の方々もご参加いただき、さらに百里会の皆さんの熱い思いも聞けて、私にはすっごく有意義でした。

これからも上根来に深くかかわっていきたいなと思いまた。

2023年

10月

22日

タヌキやや元気になる

今日は上根来の奉仕作業です。

紅葉シーズン間近でずいぶん涼しい中なのでずいぶん楽でした。

今年はクルミの成り年なのか、あちこちでクルミがたわわに実っていました。

与左衛門の横の原っぱでタヌキに遭遇。どうやら疥癬に罹っていたタヌキのようです。

ずいぶん元気になってきたようで、冬を越せるといいのがなあと思って見ていました。

2023年

10月

05日

上根来はもう寒い

10月になるとさすがに涼しくなってきますが、今日は朝の気温が20℃を下回り、とうとうTシャツだけでは過ごせなくなりました。

上根来に行ってみたら、ちょうど雨が降ってきて一段と寒くなっていました。山歩きをしている人が雨に濡れると寒いだろうなあ。

助太郎にも与左衛門にも暖房器具は置いてはあるのですが、それだから余計に火事が心配な季節になってきました。

ナツメが熟してきました。一番美味しい頃合いです。ついつい10個ほど食べてしまいました。^o^;

2023年

9月

24日

人慣れしたタヌキ

与左衛門の片付けに行ったら、横の原っぱにタヌキが現れました。

逃げられないようにそーっと写真撮影。

与左衛門の近くには親子3匹のタヌキがいるのですが、これは下半身の毛が抜けていて、疥癬に罹った子狸のようです。

…などといっている間にどんどん近付いてきて、もう手が届くところまで来て、ゴミの入った袋をクンクンしています。

すっごく人に慣れてしまったなあ、目がちゃんと開いていないけど次の冬は越せないかもなあ…などと複雑な気持ちになりました。

上根来の冬は厳しいので、動物たちも冬を越すのが大変です。

この原っぱには潰れた小屋の跡があって、与左衛門の活動を始めた頃、親子のネコが済んでいました。母猫のあとをちょこちょこ付いていく子猫が愛らしかったのですが、大雪が降った冬を越したら見られなくなっていました。今も小屋の跡があるのですが、あそこにきっと小さな骨があるのだろうなと思っています。