低炭素杯2015で…

13日と14日に東京ビッグサイトで開催された「低炭素杯2015」に、わがWACおばまのあこ君がファイナリストとしてプレゼンしてきた。

全国から1700あった応募の中から39のファイナリストに選定されたものだ。

私も同行したかったが、いろんな事情で泣く泣くキャンセルし、あこ君一人でプレゼンしてきた。早朝に上京し、一泊したあと深夜に帰宅というハードスケジュールだった。

そして「上根来里山再生プロジェクト」は見事「オーディエンス賞」に輝いた。

このオーディエンス賞というのは、会場に参加していた100人のゲスト審査員の投票と、 終了後に公開されたyoutubeの視聴回数(18:00~翌8:00まで)を審査ポイントに加算して、合計が高かった団体に贈られるという、ナンダカヨクワカラナイ賞で、思わず「ファイナルアンサー?」が浮かんでしまった。一昨年のSATOYAMA国際会議でいただいた「福井賞」ともども、ちょっと聞いただけでは何の賞だかよくわからない賞をもらう癖がついたような気もする。^^;

ともあれ、この低炭素杯における賞獲得は、福井県では初とのこと。素晴らしい!あこ君に拍手!

なお、プレゼン動画はこちらです。「上根来プロジェクトが4分でわかる動画」なので、ぜひ御覧ください。^^

あこ君のプレゼンを見ていて再確認したのは、地元住民や高校など、いろんな人達・団体と協働でやっていることが我々の「ウリ」なんじゃないかなということだ。HC財団の助成に選ばれた時も選考委員意見にそんなことが書いてあった。

自分たちだけでやっている独り善がりな活動ではなく、いろんな人や団体を結びつける接着剤、ハブの役割を果たすべきだということはいつも思ってきたことだけれど、他人様から評価していただけるくらいにできてきたのかなあと思って嬉しかった。

最近の活動ブログから

2023年

12月

18日

与左衛門、冬眠

与左衛門の「冬じまい」に上根来へ。

上根来は積雪数cmほどですが、それでも与左衛門の玄関口は早くも屋根雪が落ちて冬囲いの波板が少し埋もれていました。

この冬囲い、週末が雪になるという天気予報を聞いて、大家さんがしてくれたものです。ありがとうございました。

最後のゴミ片付けをして、ブレーカーを落とし、ホームルーターも回収して、そしてこれが一番大変なのですが水抜き。簡易水道のバルブを閉じて屋外配管のドレンパイプを全部開き、凍結防止。

これから与左衛門は春まで眠りに入ります。

2023年

10月

29日

上根来のこれから(2)

今日は9月2日のワークショップを受けての現地ワークショップです。

朝方はかなりの荒天だったのですが、徐々に天候が回復してきました。

まずは鯖街道プチウォーク。根来峠までの区間でスポット見学をしますが、天候も悪かったので早めに切り上げて上根来集落見学に移りました。

そして昼食後に助太郎でミーティング。

大学の先生はじめ、有識者の方々もご参加いただき、さらに百里会の皆さんの熱い思いも聞けて、私にはすっごく有意義でした。

これからも上根来に深くかかわっていきたいなと思いまた。

2023年

10月

22日

タヌキやや元気になる

今日は上根来の奉仕作業です。

紅葉シーズン間近でずいぶん涼しい中なのでずいぶん楽でした。

今年はクルミの成り年なのか、あちこちでクルミがたわわに実っていました。

与左衛門の横の原っぱでタヌキに遭遇。どうやら疥癬に罹っていたタヌキのようです。

ずいぶん元気になってきたようで、冬を越せるといいのがなあと思って見ていました。

2023年

10月

05日

上根来はもう寒い

10月になるとさすがに涼しくなってきますが、今日は朝の気温が20℃を下回り、とうとうTシャツだけでは過ごせなくなりました。

上根来に行ってみたら、ちょうど雨が降ってきて一段と寒くなっていました。山歩きをしている人が雨に濡れると寒いだろうなあ。

助太郎にも与左衛門にも暖房器具は置いてはあるのですが、それだから余計に火事が心配な季節になってきました。

ナツメが熟してきました。一番美味しい頃合いです。ついつい10個ほど食べてしまいました。^o^;

2023年

9月

24日

人慣れしたタヌキ

与左衛門の片付けに行ったら、横の原っぱにタヌキが現れました。

逃げられないようにそーっと写真撮影。

与左衛門の近くには親子3匹のタヌキがいるのですが、これは下半身の毛が抜けていて、疥癬に罹った子狸のようです。

…などといっている間にどんどん近付いてきて、もう手が届くところまで来て、ゴミの入った袋をクンクンしています。

すっごく人に慣れてしまったなあ、目がちゃんと開いていないけど次の冬は越せないかもなあ…などと複雑な気持ちになりました。

上根来の冬は厳しいので、動物たちも冬を越すのが大変です。

この原っぱには潰れた小屋の跡があって、与左衛門の活動を始めた頃、親子のネコが済んでいました。母猫のあとをちょこちょこ付いていく子猫が愛らしかったのですが、大雪が降った冬を越したら見られなくなっていました。今も小屋の跡があるのですが、あそこにきっと小さな骨があるのだろうなと思っています。