イベント記録

2023.9.2&2023.10. 御食国アカデミー

(9月2日)

たいそうな名前のワークショップですが、鯖街道の保存活用をテーマにして、「上根来グループ」と「神社仏閣グループ」に分かれて議論をしました。

ただメンバーは百里会・WACおばまを中心とした「いつも顔を突き合せているメンバー」なのですけれどね。^^;

KJ法っぽい方法で、まずはこれまでにやってきたことを全部洗い出しました。「こんなにたくさんやってきたんだ」とみんな驚いていました。そういうものですよね。

そしてその中から「あれは良かったね」というイベントをピックアップして、それをバージョンアップしてまたやろうということになりました。

(10月29日)

9月2日のワークを経て、イベントを開催しました。鯖街道と上根来集落を歩いて、これからどうして行ったらいいかという話し合いをします。

百里会だけでなく遠敷地区の様々な団体の皆さんもご参加いただきました。

まずは荒天を押して鯖街道プチウォーク。

そして上根来集落を見て回ります。

かなり寒いので鍋を振る舞いました。

そして昼食後に助太郎でミーティング。

大学の先生はじめ、有識者の方々もご参加いただき、さらに百里会の皆さんの熱い思いも聞けて、すごく有意義でした。

もちろん打ち出の小槌のような名案が飛び出すわけがないのですが、皆さん、これまでの活動を振り返って整理して、これからも活動を続けようというエネルギーを得られたような気がします。

2017.9.30~10.1 大人の林間学校2017 in 鯖街道

京都からマイクロバスで遠敷峠を通って上根来入りし、いろんな活動を体験する1泊2日のイベントです。

開催日:2017.9.30(土)~10.1(日)

参加者:京都から3名、関東から1名、福井から1名、小浜から3名

宿泊場所:上根来休憩所「助太郎」

     &ゲストハウス「与左衛門」

(9月30日)

京都組は二条城前をジャンボタクシーで出発、ガイド付きでおにゅう峠へ。それ以外の参加者はスタッフの車でおにゅう峠へ。10時に集合して鯖街道をウォーキングしながら上根来牛舎跡へ。

昼食は牛舎跡で猟師さんの猪鍋。猪肉を知り尽くした猟師さんならではの絶品鍋でした。

午後は薪割り・炭焼き小屋・とち餅作りを体験・見学のあと、集落内を散策。

そして夕食は小浜ならではの海の幸・山の幸バーベキュー。焼き鯖・醤油干し・タイカツ・へしこ・なれずしといった海の幸と、猪肉の焼き肉、そしてかっぽ酒・雪室酒を堪能しました。

ドラム缶風呂も体験してもらいました。

(10月1日)

この季節にしては冷え込み、天気もよかったので「もしかしたら」と朝5時に起きておにゅう峠に行ってみると、見事な雲海が見られました。いつもは10月中旬をすぎないと見られないので、今回参加者のみなさんはラッキーでした。

こだわり農家の新米・船場汁・上根来の鯖ぬたの朝食はみなさんおかわり。

臼と杵でとち餅をつき、おみやげに持って帰っていただきました。

この後、上根来小学校・鵜の瀬・若狭姫神社を見学のあと、小浜市川崎町のお魚センターで買った魚を隣の七輪焼コーナーで焼いて昼食。朝ついたとち餅も焼いて食べました。

午後2時解散。京都・関東組はタクシーで京都へ。

密度の濃い1日半でした。みなさん楽しんでいただけたなら幸いです。

大人の林間学校リーフレット(表)
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JPEGファイル 4.6 MB
大人の林間学校リーフレット(裏)
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JPEGファイル 2.6 MB

最近の活動ブログから

2023年

12月

18日

与左衛門、冬眠

与左衛門の「冬じまい」に上根来へ。

上根来は積雪数cmほどですが、それでも与左衛門の玄関口は早くも屋根雪が落ちて冬囲いの波板が少し埋もれていました。

この冬囲い、週末が雪になるという天気予報を聞いて、大家さんがしてくれたものです。ありがとうございました。

最後のゴミ片付けをして、ブレーカーを落とし、ホームルーターも回収して、そしてこれが一番大変なのですが水抜き。簡易水道のバルブを閉じて屋外配管のドレンパイプを全部開き、凍結防止。

これから与左衛門は春まで眠りに入ります。

2023年

10月

29日

上根来のこれから(2)

今日は9月2日のワークショップを受けての現地ワークショップです。

朝方はかなりの荒天だったのですが、徐々に天候が回復してきました。

まずは鯖街道プチウォーク。根来峠までの区間でスポット見学をしますが、天候も悪かったので早めに切り上げて上根来集落見学に移りました。

そして昼食後に助太郎でミーティング。

大学の先生はじめ、有識者の方々もご参加いただき、さらに百里会の皆さんの熱い思いも聞けて、私にはすっごく有意義でした。

これからも上根来に深くかかわっていきたいなと思いまた。

2023年

10月

22日

タヌキやや元気になる

今日は上根来の奉仕作業です。

紅葉シーズン間近でずいぶん涼しい中なのでずいぶん楽でした。

今年はクルミの成り年なのか、あちこちでクルミがたわわに実っていました。

与左衛門の横の原っぱでタヌキに遭遇。どうやら疥癬に罹っていたタヌキのようです。

ずいぶん元気になってきたようで、冬を越せるといいのがなあと思って見ていました。

2023年

10月

05日

上根来はもう寒い

10月になるとさすがに涼しくなってきますが、今日は朝の気温が20℃を下回り、とうとうTシャツだけでは過ごせなくなりました。

上根来に行ってみたら、ちょうど雨が降ってきて一段と寒くなっていました。山歩きをしている人が雨に濡れると寒いだろうなあ。

助太郎にも与左衛門にも暖房器具は置いてはあるのですが、それだから余計に火事が心配な季節になってきました。

ナツメが熟してきました。一番美味しい頃合いです。ついつい10個ほど食べてしまいました。^o^;

2023年

9月

24日

人慣れしたタヌキ

与左衛門の片付けに行ったら、横の原っぱにタヌキが現れました。

逃げられないようにそーっと写真撮影。

与左衛門の近くには親子3匹のタヌキがいるのですが、これは下半身の毛が抜けていて、疥癬に罹った子狸のようです。

…などといっている間にどんどん近付いてきて、もう手が届くところまで来て、ゴミの入った袋をクンクンしています。

すっごく人に慣れてしまったなあ、目がちゃんと開いていないけど次の冬は越せないかもなあ…などと複雑な気持ちになりました。

上根来の冬は厳しいので、動物たちも冬を越すのが大変です。

この原っぱには潰れた小屋の跡があって、与左衛門の活動を始めた頃、親子のネコが済んでいました。母猫のあとをちょこちょこ付いていく子猫が愛らしかったのですが、大雪が降った冬を越したら見られなくなっていました。今も小屋の跡があるのですが、あそこにきっと小さな骨があるのだろうなと思っています。