アブラギリ(ころび)プロジェクト

 ころびとはアブラギリのことで、放っておいてもどんどん成長し、実や葉に弱いけれど毒があるのでシカも食べず、食害で荒廃しきっている山にあって「どこにでもいっぱい生えている」木です。

 日当たりのよいところにどんどん生えてくるのでむしろ嫌われ者で、邪魔者扱いなのですが、かつてはこの「ころび」は金のなる木だったのです。 

 ころびの主な利用法は、種を圧搾して油を取ることです。

 この油は、江戸時代には灯油や和傘の撥水剤などとして利用されていましたし、ろうそくの原料にもなりました。

 また絞り粕は肥料として重用されたため、かつては米の収穫後の貴重な収入源であったといいます。

 さらに葉は微毒があることを利用してお餅を包んで「葉もち」とし、腐りにくくしたそうです。

 この「ころび」、若狭地方と島根県は日本の二大産地であったとか。

 

 2011年の10月27日、若狭東高校の皆さんと一緒に実を拾いました。拾った実は畜産団地跡にブルーシートを広げて自然乾燥です。

 このころびの圧搾油は。現在もニスとして用いられています。特に高級楽器に用途があるとか。さらに近年はバイオエタノール等々の側面からも注目され、なかなかに面白そうな木なのであります。

 私たちは、このころびを地域産業のひとつにできないかという夢を持っています。

最近の活動ブログから

2018年

10月

23日

竹取の翁

今年も若狭東高校と一緒に「しがら組み」をやります。

今日はそのための竹を搬入しました。この竹は、20日に若狭東高校近くの竹林で伐採したものです。

かつて日本人の生活を支え、重要な一次産業産品だった竹は、いまや使い道もない厄介者。雪が降ればしなだれて道路通行の邪魔になります。

今回伐採した竹は、まさにそういう竹林のもの。しがら組みだけでなく、竹をもっともっと活用するようになったらいいですね。

2018年

10月

15日

実りの秋

ナツメが熟してきました。

ちょうど来訪された市内のご夫婦がに教えたら、懐かしい味だといっぱいもいで帰って行かれました。最近、ナツメの木なんてあまりないですからねえ。

ふと見ると、ドングリの殻の混じった黒いフンが落ちていました。げっ、これってクマ?それともサル?

 

上根来の人が「こねり」と呼んでいる小ぶりの柿もたわわに実っています。

上根来も実りの秋の真っ最中だなあ。

2018年

10月

01日

青ナツメ美味し

台風が次々にやってきます。

そんな中、久々に上根来へ。昨夜の台風24号だけでなく、強風だった21号の影響が気がかりだったのですが、ずっと行けていなかったのです。

下根来の遠敷川は濁流が渦巻いて流れています。

上根来手前。杉の枝葉がいっぱい落ちています。

実はアブラギリの実もいっぱい落ちていて、あたりがアブラギリ臭くなっていました。

その実を踏みながら車を走らせるので、車もアブラギリ臭くなるんですよねー。^^;

台風一過の秋晴れの上根来。

助太郎・与左衛門とも何事もなくたたずんでいました。

ついでに与左衛門の掃除機がけをしてきました。

ナツメの実がたわわに実りました。

まだ赤くなっていない実を取って食べると、青リンゴの味がして実にうまいのです。

この味を賞味できるのは今月中だけ。時々来ることにしようっと。

2018年

9月

17日

思いっきり外作業

毎日雨なのですが、上根来でアブラギリの実を収集するためのネット張り作業をしました。

もう5年以上前に、斜面を覆うアブラギリの間に、補助金をもらって張ったネットです。

まだ残っているんだろうかと思っていたのですが、しっかり残っていました。土が被ったり、シダが根を張ったりして、杭も腐っているものがありましたが、ネットは全部そのまま使えました。

午前中いっぱい作業をして、何年ぶりだろうかというくらいに全身泥だらけになりました。

でも気持ちいいですね。

2018年

8月

20日

今年もナツメが

宿泊希望者があったので、掃除などするために久々に上根来へ行きました。

澄んだ空気の上根来は、やっぱり下界より空が近くて、風が涼しいですね。

ナツメの実が今年もたわわに成っていました。秋が楽しみです。

しかしこのナツメ、いまだに裏年がないのが不思議です。